フォーラムの設立宣言
平成13年7月26日
最上川は滔々として流れ、百万人の県民に豊かな潤いを与えている山形県の母なる川である。
時として厳しい災いの流れに変わりながらも、計り知れない恩恵をもたらし、県民の生活や産業・経済活動を支え、地域文化を育み続けている川である。また、その水質や川の環境は、山形県民が良好な環境の保全にいかに努めているのかを示す鏡としても機能している。
本日参集した私達は、このような最上川の数々の恩恵と健全で快適な水環境は等しく全県民の財産であることを自覚し、後世にさらに豊かで清らかな最上川が継承されるよう努めるとともに、それらの活動を通して美しい山形県民の心が育まれることを望むものである。
私達は、それらを達成するため、ここに「美しい山形・最上川フォーラム」を設立する。そして、多くの県民の協力と参加を得ながら、また最上川に関わるそれぞれの主体と連携、協働して、このフォーラムが活発に活動するよう、私達は取り組んでいきたい。