研修会に呼んでいただきました
一面雪に覆われる季節。春の訪れを待ちわびる方も多いのではないでしょうか。
春の風景を思い描いた時、浮かぶのは緑の新芽や蕾を膨らます花たち、その中でも菜の花は、その濃い黄色からも私たちに元気をくれる植物だと思います。
長井、白鷹、飯豊の皆さんで作っている「菜の花の村 未来づくりの会」では、菜の花を通じて環境や食を考え、未来づくりをしている皆さんがいらっしゃいます。
この度、会員の皆さんの研修会で「環境保全とSDGs」というテーマで、当団体の取り組みや海岸漂着物問題についてお話をさせていただきました。
研修会の後の意見交換では、皆さんの取り組みについてもお伺いする機会がありました。
会の発端となった、水環境の保全とリサイクルの推進を目指し1997年に結成した「リサイクル推進グループ清流」のお話。
菜の花の村では、種を育て、春は季節ごとに植物を丸ごと楽しむ(春の花、夏の収穫、若茎を食べたり、絞った油で天ぷらやマヨネーズを作る)、油かすは肥料にして大地に還す、廃食油は石けん等にリサイクルする。収穫した種はまた次の年の命につなげる。
植物の恵みに感謝し、最後まで活用して循環させる。会の皆さんの活動は、誰もが関わりのある身近な食を通して地球環境や未来を考えるSDGsの取り組みそのものです。
食を考え大地を見つめ、大人から子どもまで誰もがかかわることのできる菜の花の取り組みは「キラリボシの菜の花油」として販売もされています。直接お手伝いに行くことはなかなか難しくても、取り組みに目を向けたり、食べることで家族で考えたりする時間を持つこともできます。
春になったら、元気に大空に向かって咲く花と、同じくらい元気な笑顔の皆さん絵文字:晴れに会いに行ってみませんか。
お声がけくださった菜の花の村 未来づくりの会、長井市西根コミュニティセンターの皆さん、ご意見やアドバイスもたくさんくださってありがとうございました。私たちも持続可能な取り組みを考え、活動を継続していきたいと思います。
キラリボシ菜の花油オフィシャルサイト
http://samidare.jp/nanohana/
長井市西根コミュニティセンターでは地域で育てた特産品などの販売も行っています。
ぜひ立ち寄ってみてください。