クリーンアップ活動紹介
今年度最初に申し込みをくれたボランティアサークルさんの活動に参加をさせてもらいました。
5月のGW真ん中の快晴日。市内の河川敷では多くの方がタープ等を張ってバーベキューを楽しんでいました。
この日は、大学生と高校生のボランティアサークルRAINBOWの活動日で、4名のメンバーが河川敷を約2時間、清掃を行いました。
クリーンアップ活動は、地域を美しくするのと同時に、どんな種類のゴミが、どんな場所に多いのかカウントすることで、ゴミの捨てられやすい場所や捨ててしまう人の意識が見えてくることで、町から川を通じて海へと流れ出てしまうゴミの削減や、不法投棄の防止にもつながる、言わばゴミの持っている情報を視覚化して、みんなで共有する活動でもあります。
拾う係、カウント係と分担を決めて、右岸左岸と2グループに分かれ、見逃しのないようにゴミを拾って行きました。
雪解け後と、レジャーで利用する人が多い河川敷でもあったため、雪の下で劣化したと思われる大きいゴミや、散歩でポイ捨てされたタバコ、コンビニ等のカップや、バーベキューで燃やしたプラゴミの破片などが無数に見つかりました。
植え込みの中にも空き缶が…。
ボランティアサークルの皆さんということもあってか、手袋等はもちろん、トングや熱中症対策、消毒等全て準備されていて、また、事前に市町村に申請したゴミ袋への回収依頼等の用紙も雨に濡れたり飛ばないようにきちんとラミネートして持参していました。
回収したごみは、きちんと市町村にお願いをすることで、新たな不法投棄や風雨で飛んでしまうことを防ぐことができます。
暑い中、皆さんが熱い気持ちでカウントしてくれたデータは、後日県内各地域、全国、世界のデータとして活用されます。
活動いただいたRAINBOWの皆さん、ありがとうございました!
最後に、サークルリーダーの方からいただいた感想を掲載させていただきます。
「実際街を歩いたり、公園で遊んだりしていると気づかないようなゴミに改めて目を向けることができました。特に、たばこの吸い殻が多いだろうということは予想していましたが、実際にカウントしてみると119もあり、その数値にメンバー一同驚きました。他にもお菓子(特にあめ玉などの比較的小さいもの)のゴミが目立ちました。
一見するときれいに見えますが、そのきれいな風景の中には環境や景観を損なうものも大きさこそ大きくないものの、数が多くあることから、環境美化に向けて私たち一人ひとりが意識して取り組んでいかないといけないと感じる契機にもなりました。
2時間ほどの活動でしたがメンバー一同、環境美化の現状や今の河川敷の姿について知ることができました。私たちの活動もコロナ禍も影響し、ここ数か月はオンラインの交流ばかりで、実際にリアルで会うのは数か月ぶりでした。そんな日に、対面で活動する絶好の機会と、環境美化をさせていただく機会を頂きました。私たちにとってもいい経験になり、有意義な時間でした。
そしてメンバー一同楽しんでこの活動を行うことができたこと、メンバーが安全に怪我なく活動を行えたことが、代表の私にとって何よりの喜びと嬉しさです。このような素晴らしい活動の機会を与えて下さり、感謝しています。このご縁をこれっきりにせず、機会があれば、今後ともよろしくお願いいたします。今回はありがとうございました。
RAINBOWミーティング代表」
クリーンアップ活動は通年参加可能です。ちょっと空いた時間や、日々のウォーキング、アウトドア等のお出かけの際に、カウントしてみませんか。
申し込み・お問合せは美しい山形・最上川フォーラムまでお気軽に!!