【ご案内】第9回美しい地球環境講座
一般財団法人山形県理化学分析センターでは広く環境問題に関する視野を持つべく、 故須藤隆一先生 (特定非営利活動法人環境生態工学研究所初代理事長) をお招きして 8 年間にわたり勉強会を開いておりました。 その先生の意思を引き継ぐために勉強会を 『美しい地球環境講座』 とあらためて、 定期的に開催しております。
日時:2023年10月22日(日)10:00~11:30
テーマ:「これからのプラスチックとの付き合い方」
開催方法:ハイブリット開催 (参加費無料)
※チラシ記載会場対面式とオンライン配信
定員:会場40名/オンライン100名
申し込み方法:チラシ記載の URL もしくはQRコードの Google フォームに 必要事項を記入しお申込み下さい。
※会場にご来場の方限定で、 希望者には環境活動への参加を証明する「BEFORE CARD] を配布いたします。 詳細は E-TEC の HP 参照。
日本国内でのプラスチック資源の有効活用については、 これまで以上に国内資源循環が求められています。 海外における廃プラスチックの輸入規制の拡大によって輸出に依存していた廃プラスチックの行先の確保が喫緊の課題となっています。 一方、 国内における廃プラスチックリサイクルフローは現状のシステムでは飽和状態となっており、 新しい廃プラスチックの資源循環ルートの確保が望まれる状況です。 こうした状況の中で、 日本に留まらず海外においてもプラスチックのケミカルリサイクルへの期待が拡大しており、 また海洋汚染対策やカーボンニュートラルの観点からもバイオプラスチックの導入が進められてきています。 ここでは、 プラスチックのケミカルリサイクルに関する技術動向とその可能性について、 またリサイクルも含めたバイオプラスチックとの付き合い方について述べます。